[慣]もてあます
扱いに困ること。自分の力量が不足して、処理に困ること。
例文
暇を持て余すあまり、男は公園のベンチで昼寝を始めた。
コンピューターが苦手な私は、この機械を持て余して、結局ほとんど使っていない。
彼女はいつも、おもちゃを買ってほしいと駄々をこねる我が子を持て余している。
やり場のない怒りを持て余して、彼は足早にその場を立ち去った。
金の賢明な使い方を知らなかったばかりに、彼は莫大な財産を持て余していた。
誰の忠告も聞きいれない癖がついていたその若者は、上司たちの持て余す存在となっていた。
説明
扱いに困って、対象となるもの(または人)をうまくコントロール(言うことを聞かせるなど)できないさまを表す。