データの平均値を大量に求める必要があるとき、いちいち式を書いていると時間がかかります。「平均を求める」という関数を作って、その関数を使いまわすと効率がいいでしょう。
プログラムでは本質的に同じ処理を一つの関数にまとめて使いまわすという手法をよく行ないます。
Python で平均を求める
def average(x, y): return (x + y) / 2 a = 1 b = 2 c = average(a, b) print(c)
出力
1.5
上のプログラムではaverageという関数を最初に定めています。関数は def ○○
で宣言します。○○には自分の好きな名前を入れてください。average という名前である必要はありません。
数学の関数と同じように、関数は複数の変数を持ちます。上の関数は二つの変数 x と y を持ち、関数の中でそれを足して 2 で割っています。
問題
二つの数を足して二乗した値を求める関数を作ってください。
解答
def square(x, y): return (x + y) * (x + y) a = 2 b = 3 c = square(a, b) print(c)
出力
25