上皿天秤は重さをはかるときに使います。
重さをはかるときは二つの注意点があります。
- 指針が止まるのを待つ必要はない。
- 使い終わったら、片方の皿をもう片方の皿にのせておく。
指針が止まるのを待つ必要はない
上皿天秤では、片方の皿に重さをはかりたいもの、もう片方に分銅をのせて重さをはかります。分銅をのせたり出したりするたびに指針(皿と皿の間にある針のようなもの)が左右に動きますが、指針が止まるのを待つ必要はありません。指針が真ん中あたりを中心に、左右に同じくらいだけゆれているとき、両方の皿の重さが同じであると判断します。
(だからこそ上皿天秤で重さをはかるというのは、かなりざっくりしたはかり方になるわけです。)
使い終わったら、片方の皿をもう片方の皿にのせておく
使い終わったら皿をもう片方の皿にのせて、針が動かないようにします。針を動かしっぱなしにすると天秤が故障しやすくなるためです。