ドル円相場のトレンドが変化して米国株式の下落傾向が強化された
今日は 2023/2/22 です。ドル円が円安方向になってきた。
日足では短期移動平均線が中期移動平均線に交わろうとしています。アメリカの強い需要でインフレーションの収束が長引くという観測があるためです。0.25% の利上げは 2 回ではすまないという空気もある。
もし夏に最後の利上げをしたら、金利の上昇が製造コストの上昇までいくのに三ヶ月ほどかかるとして、製品価格の一時的なピークは秋、それにともなって賃金が上昇するのが年末。
しかし昨年物価が大幅に上がった反動で多くの製品は価格がやや落ちる。金利上昇と昨年からの反動が次の物価指数にどう出るのかわからない。
NASDAQ は長期移動平均線を超えてすぐに押さえつけられ、昨日長期移動平均線にほぼ接する形になりました。QQQ は長期の下落トレンドに逆らったものの、昨日の大幅な下落であいまいになってしまった。
金利の上昇は続くため、私はまだベア相場は終わってないと個人的に感じました。なので、テスラやアップルは積極的に売るように考えました! おわり。
以下は昔書いたもの。当記事はベア相場になりそうなときに書いているメモです。
〜〜〜ここから下は最新の情報ではない〜〜〜
2022/5/7 米国株式が 2020 年 3 月以降最大の暴落を記録する
昨日木曜日に NASDAQ は一時 6% 近く下落し、2020 年 3 月以降最大の暴落を記録しました。水曜日の高騰は帳消しになり、金曜日も朝は大幅なマイナスで始まり、一時 12000 ドルを下回りました。
アメリカの株式市場はボラティリティの大きい相場になっています。パウエル議長のハト的な方針、Amazon や Shopify の不調、再燃しつつあるアメリカと中国の関係悪化、中国のロックダウンの長期化、そして OPEC+ の原油供給協定の不確実性などが影響しています。
私は個人的にアメリカと中国の関係に注目しています。中国共産党が Windows パソコンを中国製のコンピューターに変える方針をとったことで、テクノロジー市場でアメリカと中国の対立がより悪化することが予想されます。
China Orders Government, State Firms to Dump Foreign PCs - Bloomberg
アメリカはロシアとウクライナの戦争の間も中国を冷静に批判し、インド・パシフィックの連携を急いで進めています。この連携の中心はアメリカ、オーストラリア、そして日本ですが、東南アジア諸国は中国との貿易を重視する姿勢を崩そうとしません。
アメリカと中国の関係悪化は長期的に株価上昇を抑圧するでしょう。アメリカと中国は西と東の経済ブロックをつくり、世界のサプライチェーンがダイナミックに変わることで企業のコストが今後数年間大幅に上昇すると私は分析しています。
私の予測:
半導体、材料、流通でコストが上昇し、インフレーションは長期化して金利上昇は現時点の予測をうわぶれする。