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3 月 14 日、アメリカの消費者物価指数 CPI が発表されました。
2023 年 2 月期 CPI
総合指数
- 前月比 +0.4%
- 前年比 +6.0%
コア指数
- 前月比 +0.5%
- 前年比 +5.5%
ロイター通信によると、総合指数とコア指数のどちらも前年比はアナリスト予想と一致しました。
米CPI、2月は前年比+6.0%に減速 21年9月以来の穏やかな伸び
ここからは私の感想。市場は消費者物価指数 CPI を待っていましたが、サプライズはなく、昨日下げた銀行の戻しが全体の相場をつくっています。タカ派の利上げを予想するアナリストは減り、銀行のパニックがおさまるのをみんなが待っている状況と思われます。
以下は過去の記事
◇◇◇
2 月 14 日、アメリカの消費者物価指数 CPI が発表されました。
2023 年 1 月期 CPI
- 前月比 +0.5%
- 前年比 +6.4%
Inflation report due Tuesday has the potential to deliver some bad news - CNBCの伝える市場予想は前年比 +6.2% で、発表は市場予想を超えたことに。
金利のさらなる引き上げ観測からドル円は円安に動き、15 日朝は 133 円台を推移しています。
私の感想(分析じゃないよ)
今回の CPI はかなり重要でした。予想より悪い結果になりましたが、前月比率は昨年からずいぶん下がって、一段と物価上昇が冷えこんでいるように見えます。
この統計は総じて(私の目には)物価高がしぶとくなりつつある兆候に見えました。これだけの金利上昇にもかかわらず、消費者は買い物はやめない。その証拠になるかわからないけど、今日の国債金利は
- 6 ヶ月 ... 5.02%
- 10 年 ... 3.753%
となっている。