中学受験生に向けた「消去算」としての一次方程式を解説します。ここでかけ算の記号は省略します。中学受験の試験ではかけ算の記号を省略しないでください。
例えば、次の方程式を考えます。
2x + 5 = 13
この方程式から x の値を求めます。まず両辺から 5 を引きます。
2x + 5 - 5 = 13 - 5
左辺の 5 と -5 は消えて
2x = 8
となります。
次に、左辺の 2 を x の係数である 2 で割ります。
2x ÷ 2 = 8 ÷ 2
x = 4
この方程式の解は x=4 となります。
問題
3x + 5 = 14
↓
3x + 5 - 5 = 14 - 5
3x = 9
3x ÷ 3 = 9 ÷ 3
x = 3
この方程式の解は x=3 となります。
2x - 7 = 11
2x - 7 + 7 = 11 + 7
2x = 18
2x ÷ 2 = 18 ÷ 2
x = 9
この方程式の解は x=9 となります。
4x + 2 = 18
4x + 2 - 2 = 18 - 2
4x = 16
4x ÷ 4 = 16 ÷ 4
x = 4
この方程式の解は x=4 となります。