ユング:集合的無意識と外向・内向的性格

ユング(1875-1961)は分析心理学を創始したスイスの医学者です。高校倫理では意識・無意識と外向・内向を扱います。

集合的無意識

ユングは心を意識と無意識に分け、無意識をさらに個人的無意識と集合的無意識に分けました。

意識
個人的無意識
集合的無意識

経験にもとづく、その人に固有の意識を個人的無意識といいます。

一方、すべての人が共通してもっている無意識を集合的無意識といいます。

竜は中国における神獣であり、ドラゴンはヨーロッパにおける架空の生き物です。竜とドラゴンは似た姿をしています。同じようなイメージが時も場所も異なる世界で生まれたのはなぜでしょうか?

集合的無意識の元型

空を飛ぶ強いトカゲというイメージ

竜やドラゴンといったイメージをつくる「もの」を元型といいます。集合的無意識にはたくさんの元型があります。

元型元型がつくりだすイメージ
アニマ男性が想像する女性
アニムス女性が想像する男性
グレートマザー大地

外向・内向

自分の外に関心をもつ性質を外向性、内面の世界に関心をもつ性質を内向性といいます。

ユングは外向・内向をさらに細かく分類していますが、高校倫理では深く扱いません。