甘いスクランブルエッグは、卵に入れる砂糖と塩の加減によって味が変わります。スクランブルエッグ・マニアのワタシ直伝の作り方をざっくり解説します。
卵を割って、カラザ(白い紐のようなもの)をとる
カラザはとらなくてもOK。
黄身と白身をかき混ぜる
砂糖などの調味料は、黄身と白身が完全に混ざり合う前に入れます。ドロドロになりきった後で砂糖を入れると、砂糖がまんべんなく分散されず、卵焼きの味がばらついてしまいます。
砂糖と塩を入れる
どのくらい入れるかは、個人の好みによって変えるべきですが、目安として
(卵一つあたり)
- 砂糖 大さじ一杯
- 塩 小さじ一杯(よりやや少なめ)
を入れます。塩を入れないと、砂糖の甘みが引き立たず、「あれだけ入れたのに甘くないぞ?」となります。
フライパンに油をひく
フライパンを温めて、油をひきます。油はとろっと少し入れるくらい。火は中火。
卵をフライパンに入れる
甘さと適度な油っぽさをうまく引き立たせるには、ある程度の火で一気に焼くことが重要◎。
- 卵は小分けにしないで、一気にすべてをフライパンに入れて、ハシでグジャグジャとかきまわす。
- フライパンのふちのほうにある卵が少し乾燥して、ぷるっとした卵のかたまりが何個かできてきたら、フライパンを火から離し、スクランブルエッグを皿に入れます。
余熱はうまく利用する
とろっとしたやわらかいスクランブルエッグを作るには、フライパンから皿にもりつけるわずかな時間で卵に火を通すことが大切。
フライパンの上で十分に焼きあがってから皿にもりつけると、もりつけた時には「とろっ」という感覚がなくなっています。