勉強しないと成績は上がらないし、勉強したからといって成績が上がるわけでもない。学校の試験にはコツがあって、そのコツに合わせて勉強しないと成績はなかなか上がらない。今回は成績が上がらない中学生に向けて、点数を上げるコツを紹介します。
成績が上がらない中学生の特徴
- 勉強しているふりをしている
- 部活に時間を割きすぎている
- 高い学力のある友だちが少ない

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勉強をしているふり
「勉強ができない!」という人はだいたい勉強しているようで、ほとんどしていない。ながら勉強だったり、鉛筆を動かしているふうを装ったりします。シャーペンの芯をカチカチさせるだけで、実際に問題を解いていない。
こうした癖をもっていると、自分の努力を過大評価するようになります。
- 本を開いているが、読んでいない
- シャーペンを持っているが、くるくる回しているだけ
- ノートになにかを書いているが、つい絵を描いてしまう
- 机に向かっているが、なにもしていない
本を開いている時間自体は勉強ができる人と大差ないため、休み時間はきちんととる。やがて何もしない時間だらけの学生生活になる…。勉強をしているのに成績が上がらないという人の典型はこれです。
部活のやりすぎ
多くの中学生は部活を有意義な時間だと思っているので、休みの日に休むことを当たり前だと考えます。本当は休むの日こそ勉強して、ライバルたちに差をつけないと行けないのに。
一週間に 4 日以上の部活があったら、高校受験はかなり出遅れる可能性があるといえます。部活は大切かもしれない。部活も一生懸命やらないといけないかもしれない。しかし、部活に熱中している人はそれだけ他の人より出遅れます。
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優秀な友だちがいない
サボってばかりいる人と仲良くなったら、自分も引きずられてダメになる。試験に限らず、いつも自分が一番下になるような集団に属することが、成功の秘訣です。
☆できるようになるコツ
自分が一番下になる集団に属する=頭のいい人たちと積極的に付き合う
誰しもコンプレックスを嫌い、自分が上になるようなグループにいようとしますが、そういう人はなにをやっても失敗します。実は、コンプレックスを感じるくらいのグループにいることが、成功の秘訣なのです。
できる人たちと友だちになれば、自分もなぜかできるようになる。頭のいい人の習慣を真似るようになるからです。高校受験がうまくいくかどうかは「受験をちゃんと考えている人と友だちになるかどうか」でほぼ決まります。
あなたの周りには誰がいますか?
授業中に勉強をさぼって、成績が悪くても気にしないタイプはいますか? そういう人は、性格がよくて面白くても、最終的にあなたの人生を傷つける存在になるでしょう。
点数を上げるコツ
- 勉強しているときは本当に勉強する
- 部活の時間を減らして休日はずっと勉強する
- 頭のいい人と友だちになる
シャーペンをくるくる回しても何もならない。集中しない限り、勉強はできるようにならない。
部活の時間が多すぎたら、やっぱり勉強はできるようにならない。顧問が厳しすぎる部活に入ってしまうと、生活のすべてが部活を中心に動くようになる。部活の時間が一番大切だという認識がある限り、高校受験はうまくいかない。
そして頭のいい友だちを一人でも二人でも作る。そのために塾は必ず通いましょう。地元の学生とだけ付き合うという習慣はあまりよくない。東京郊外に住んでいる人はなるべく都心の塾に行って、全国レベルの学生と友だちになってください。
塾はなるべくいきましょう。勉強を教わるというよりは、真面目な友だちをつくるためです。