センター試験過去問まえの基礎固め倫理、政治・経済の使い方
『センター試験過去問まえの基礎固め倫理、政治・経済』はセンター試験の倫理、政治・経済の参考書です。
ページをパラパラめくると教科書のように見えますが、センター試験に合わせて知識がコンパクトに説明されており、教科書より学習しやすい教材となっています。
項目 | 評価 |
---|---|
使いやすさ | ★★★★ |
詳しさ | ★★★★ |
おすすめ | ★★★★ |
レベル | 初級~上級 |
対象 | 高1~高3 |
適切な分量と適度な詳しさ
倫理政経は他の文系科目と同様、量と質のさじ加減によって教材の良し悪しが出てしまいますが、本書は倫理政経を初めて習う人からセンター直前の受験生まで幅広い層が使用できます。高校一年生から三年生まで全学年におすすめできます。詳しさという点でいえば、資料集のように史実を示す写真や絵などはほとんどないため、資料集などを合わせて読むと効果的かもしれません。
二色刷りのデザインと表・グラフ
二色刷りで重要な単語や文章はピンク色に刷られています。重要なポイントが一目瞭然で、試験前にピンク色の単語をざっと眺めるだけで一通り復習できます。
また要所要所に表やグラフがあり、知識をうまくまとめています。当サイトでも世界史・倫理で習う諸子百家の思想まとめのように諸子百家の思想を表にまとめていますが、本書でも知識を表としてまとめていることが多い。
使い方
倫理政経を初めて習うという方は最初から最後まで一度通しで読むことをおすすめします。量はありますが、センター倫理政経は本書に記されていることが最低限必要になるのでがんばってください。
すでにある程度わかっているという方は、まだよくわかっていない分野だけをピックアップして読むか、問題を解いてわからなかったところの解説として読むなどするといいと思います。