メメントモリの物魔防御貫通値とダメージ量の関係を検証しました。私の計算が違っている可能性もあるので、読む場合は話半分でお願いします。
注意:この検証をあてにしないでください。あくまでも私的な趣味でやった結果にすぎません。
今回、物魔防御貫通のルーン(レベル10)を三つ用意し、フローレンスの剣、指輪、手袋につけたときの物魔防御貫通の数値上昇とダメージ量を調べました。
この記事では、物魔防御貫通のルーン(レベル10)を『ルーン10』と単に呼びます。
剣、指輪、手袋の違いはない
フローレンス(SSR+、レベル160)になにもつけないと、物魔防御貫通は2です。
剣だけにルーン10をつけると3,712になります。同様に、指輪だけにつけても3,712になり、手袋だけにつけても3,712になります。要するにルーン10は物魔防御貫通を3,710アップさせます。
☆剣、指輪、手袋でルーンの効果に差はない(少なくとも数値では)
内部で補正がかかっている可能性もなくはないですが、物魔防御貫通という数値は差がありません。ここはまず重要な点だと思います。
物魔防御貫通の上昇幅とダメージ量は比例しない
私がつまっている14-12はフローレンスが敵です。敵フローレンスにアクティブスキル1をぶつけたときの値(一発あたり)を計測しました。
私のパーティー
・ソルティーナ
・コルディ
・フローレンス(SSR+、レベル160)
(要するにフローレンスに攻撃力上昇などのスキルをかけてない)
フローレンスにルーン10を1つ、2つ、3つつけて、何度も敵フローレンスを攻撃した結果、次の表になりました。ダメージ量はクリティカルなしの結果です。
ルーン個数 | 物魔防御貫通 | ダメージ量 |
---|---|---|
0 | 2 | 319,230 |
1 | 3,712 | 534,569 |
2 | 7,422 | 682,756 |
3 | 11,132 | 790,964 |
何度も試しましたが、ダメージ量は一定です。これも発見の一つでした。
スキルを操作するスキルが味方・敵ともになければ、ダメージ量は常に一定。
ちなみに武具の違いはありません。例えば、ルーンの個数2の場合、ダメージ量は682,756ですが、念のためルーン装着の部位をすべて試しました。
剣+指輪→682,756
剣+手袋→682,756
指輪+手袋→682,756
さきほど「剣、指輪、手袋の違いはない」といいましたが、それは物魔防御貫通という数値のみならず、ダメージ量においてもそのとおりであると判明しました。
話を戻します。
物魔防御貫通の上昇幅は3,710の倍数です。
(534,569-319,230)÷3,710=58.0
(682,756-534,569)÷3,710=39.9
(790,964-682,756)÷3,710=29.2
※値は小数点以下第二位を四捨五入
上表から物魔防御貫通の値が大きくなるほど、ダメージ量が伸びにくくなるとわかりました。この結果は下の解説とズレます。
動画はEri Mさんによる解説
この動画を見たとき、
「ふむふむ、物魔防御貫通の数値上昇とダメージ量は一次関数で表されるのだな。対数関数的じゃなくてよかった」
と思いました。が、今回の測定では対数っぽい感じになりました。厳格に、しかも何度も測定したので、データにミスはないと思います。しかし考慮不足の変数があるかもしれないし、ルーンのレベルを段階的にずらしたときのデータではありません。あくまでも物魔防御貫通の数値のみを考えた単純な測定であることは考慮する必要があります。
ルーンのレベルを変えて検証
物魔防御貫通のルーンのレベルを1、2、3、4、5に変えたとき、ダメージ量がどう変化するか検証しました。装着は剣です。ほかはつけていません。さきほどと条件や他の能力値は同じです。
条件:物魔防御貫通をフローレンス(SSR+、レベル160)の剣に装着し、14-12の敵フローレンスにアクティブスキル1をぶつけたときの一発あたりのダメージ量を測定。
ルーンのレベル | 物魔防御貫通 | ダメージ量 |
---|---|---|
なし | 2 | 319,230 |
1 | 27 | 321,008 |
2 | 47 | 322,426 |
3 | 82 | 324,899 |
4 | 142 | 329,113 |
5 | 252 | 336,761 |
はい、見事に一次関数になりました。Eri Mさんの検証はまちがいなく正しいことがわかりました。desmosでプロットした結果をのせます。
装着部位を変えず、物魔防御貫通の値を変えるとほぼ完全な一次関数で表されることがわかりました。装着個数を変えると「物魔防御貫通の値とダメージ量の関係が一次関数でない関係」になるため、物魔防御貫通の値以外に、装着個数に関係する変数が隠れているようです。
部位を変えてもダメージ量は一定だから、おそらく装着個数がダメージ関数の変数に入っていると私はみています。
\[ f(r, n) = (ar+b)\log_{c}n + d \]
f: ダメージ関数
a, b, c, d: 定数
r: 物魔防御貫通
n: 装着個数
まちがっていたらすみません。何回もいいますが、この検証はあてにしないでください。