右手系3次元座標とベクトルの外積の定義と公式

次元座標には右手系と左手系がある。右手の親指と人差し指と中指を互いに直交するように開いて、親指を 軸、人差し指を 軸、中指を 軸にしたような座標を右手系という。また親指と人差し指はそのままで中指と真逆の向きを 軸にしたような座標を左手系という。

右手系と左手系

ベクトルの外積を考えるときは右手系の座標を使う。

外積の定義

ベクトル の外積 を次のように定義する。

外積の定義

ここでベクトル を右手系 次元座標の 軸と 軸に置いたときの 軸方向の単位ベクトルで、 に直交しているとする。

また のなす角とする。

外積

外積の大きさはベクトル がなす平行四辺形の面積になっている。

また零ベクトル と任意のベクトルの外積を零ベクトル とする。零ベクトルの外積は定義 からも導かれるが、特に重要であるため定義に入れた。

外積の公式

ある意味、外積は内積と反対の概念である。それは次の公式からわかる。

外積の公式

ベクトル と実数 について

が成り立つ。ただし最後の式のドットはベクトルの内積を意味する。

外積のマイナス