メスシリンダーは液体の体積を測る道具であり、下から上まで目盛りがついている。メスシリンダーの目盛りの読み方は試験によく出る。
上図のように水面の高さを測るときは、水面の端ではなく真ん中を見る。
なお、水面が端だけ高くなる現象はメスシリンダーに限らない。ほとんどすべての容器で端の高さが高くなる。例えばストローに水を入れると、水面が端だけ高くなっていることがわかる。これを水の(表面張力による)毛細管現象という。
多くの液体で端だけ高くなるという毛細管現象が起きるが、金属液体の一つである水銀は、端だけ高さが低くなる。