血液は赤血球、白血球、血小板、血しょうの四つから構成される。

赤血球 | 酸素を運ぶ |
白血球 | 細菌やウィルスに感染した細胞を除去する |
血小板 | 血管の傷を修復する |
血しょう | 物質を運ぶ |
赤血球
赤血球は弾力性があり、毛細血管も通る。赤血球内にあるヘモグロビンは酸素をとりこんだり、放出したりする。
酸素が多いとき | ヘモグロビンは酸素を放出 |
酸素が少ないとき | ヘモグロビンは酸素を吸収 |
血液の赤色はヘモグロビンの性質による。
白血球
白血球は比較的大きく、外部から侵入してきた異物(細菌)を除去する。
血しょう
血液の液体成分を血しょうという。血しょうは血液中のさまざまな物質を運ぶ。
血しょうは毛細血管からしみ出て細胞と細胞の間に入りこみ、組織液となる。この組織液があるからこそ、細胞は栄養分をとりこんだり、不要な老廃物を放出したりできる。