バートランド・ラッセルの哲学と平和主義|高校倫理
バートランド・ラッセルは第一に数学者であり、第二に哲学者です。さまざまな学問と文化に影響を残し、晩年は核廃絶を訴えました。
高校倫理で扱うバートランド・ラッセルの思想と業績
- 『論理哲学論考』『数学原理』の作者
- 核兵器廃絶を唱える
- ラッセル・アインシュタイン宣言
センター倫理は思想家と作品のペアをよく問題にします。バートランド・ラッセルの代表的な著作は『論理哲学論考』と『数学原理』の二つです。
バートランド・ラッセルはアインシュタインとともに第二次世界大戦を経験し、核兵器の廃絶を主張(ラッセル・アインシュタイン宣言)しました。これがきっかけで、ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹と朝永振一郎をふくむ22人の科学者は1957年、パグウォッシュ会議を開きます。
パグウォッシュ会議はノーベル平和賞を受賞し、バートランド・ラッセル自身はノーベル文学賞を受賞しました。