レヴィナス(高校倫理)

センター試験倫理(2023 年・第三問・問 6)改

他者についてのレヴィナスの思想の説明として最も適当なものを選びなさい。

  1. 他者は、顔を持たない無個性な存在であり、根本的に私と区別が付かないものとして、私と出会う。
  2. 他者と私とは、対等なものとして顔を合わせ、お互いを自己同一的な人格として承認し合う関係である。
  3. 他者とは、根本的に理解を超えた異質なものとして、彼方(かなた)から私をまなざす顔において、訴え掛けてくるものである。
  4. 他者に出会うためには、私自身が、生きるための労働の領域から出て、活動の主体として公共空間に自らの顔を現して発言しなけれまならない。

解答

3 が正しい。

1 の「顔を持たない」は誤り。