「ちぎり」は古文で「約束」を意味します。
ちぎりは漢字で契と書きますが、これは契約の契であるため、契→契約→約束となるわけです。
また約束という意味が男女の仲に転じて「深い間柄」になります。つまり「ちぎる」とは「結婚する」ことです。
さらに約束という意味が神との約束になると、「宿命」となります。
古文では
- 約束
- 男女の仲
- 宿命
の三つがあるわけですが、状況によって判断できます。仏教の話、あるいは病気の話などが出てきたらだいたい「宿命」となり、男女の恋などがテーマであれば「男女の仲」と解釈できます。