自ら光を発するものを光源という。太陽や電球は光源であるが、地球やイスは光源ではない。光は光源からまっすぐ進み、光速は秒速30万kmほどである。
反射
光は鏡などの物質に当たると反射する。反射する前の光を入射光、反射した後の光を反射光という。
反射面に垂直な線と入射光の間の角を入射角、反射光の間の角を反射角といい、入射角と反射角は等しくなる。これを反射の法則という。
地面のようにデコボコした地面に光が当たると、光はさまざまな方向に反射する。これを乱反射という。
屈折
空気から水に入るとき、光は水面から遠ざかるように曲がる。水から空気に入るとき、光は水面に近づくように曲がる。これを光の屈折という。
光の屈折は、水と空気の密度が異なることから起きる。水は空気よりも密度が大きい。「密度が大きい」とは同じ体積で比べたときに重さが重いということ。空気はスカスカだが、水はどっしりしている。
光は密度が小さいところから大きいところに入るとき、境界面から遠ざかるように曲がる。密度が大きいところから小さいところに入るとき、境界面に近づくように曲がる。