[慣]いしんでんしん
言わなくても心が通じていること。文字や言葉によらず相手の感情がわかること。
例文
太郎と次郎は兄弟のように仲がよく、まさに以心伝心の間柄だ。
以心伝心の関係といっても、言葉を交わさないと伝わらないこともある。
以心伝心と思っていたのは自分だけで、私は彼の何も知らなかった。
説明
以心伝心を文字どおりに読むと「心をもって心に伝う」となる。もとは仏教(禅宗)用語で、師匠が弟子に言葉によらないで教えることを表した。
同義語
阿吽(あうん)の呼吸
拈華微笑(ねんげみしょう)