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右往左往(うおうさおう)と周章狼狽(しゅうしょうろうばい)の意味と例文

右往左往とは、混乱してあっちこっちに行ったり、あれもこれも行動すること。周章狼狽とは、混乱して慌てること。

周章狼狽はあまり使われないが、狼狽は書き言葉としても話し言葉としてもよく使われる。狼狽は混乱して驚いているさまを表す。

周章狼狽の周章と狼狽はどちらも慌てている様子を意味するが、これは残念無念や不撓不屈などと同じように同義語を重ねた四字熟語である。反対に右往左往は右と左という反対の語を重ねている。

残念無念(ざんねんむねん)
不撓不屈(ふとうふくつ)
一意専心(いちいせんしん)

例えば欲しいものがたくさん置いてあるお店で買い物をしているとするとき、興奮のあまりどれを先に買うかでフロアの中を行ったり来たりするときがある。欲や不安といった感情によって行動がうまく定まらないからである。このような状況を右往左往という。

右往左往は欲や楽しみといったプラスの動機もあるが、周章狼狽は若干動機のイメージが悪く、想定外というニュアンスもこめられている。つまり買い物に出かけて右往左往するが、狼狽することはない。予想外の嫌な出来事が起きたときに周章狼狽(あるいは単に狼狽)を使う。

例文

  1. 二人の女の子に告白されて次郎は右往左往している。
  2. 頼まれていない仕事を任されて周章狼狽だ。
  3. 右往左往ばかりしていないでやるべきことをきちんとやりなさい。
  4. 暗闇の中、突然後ろから声がかかったので狼狽した。