「せこい」とは、ケチでみみっちいこと。払うべきお金を払わない、またはなかなか払おうとしないさま。批判的なニュアンスがこめられている。
「もったいない」はしばしばいい意味で使われるが、「せこい」は悪い意味で使われる。
アメリカ新聞社「ニューヨーク・タイムズ」が舛添元都知事の金銭問題に関する記事で "sekoi" という言葉を使い、せこいという日本語が世界に知られることになった。
節約とせこいの違い
日本語には「一円をバカにする者、一円に泣く」という慣用句もある。節約と節制は尊ばれる。節約が自分の節制で終わるのに対して、せこいはしばしば自分以外の者になにかしらの不自由を要求する。
せこいは、自分の利益のために相手を不自由させるという自己本位の側面をもつ。
たぶんせこい例
- ファミレスにいってスティックシュガーを一本持ち帰る
- 街角でティッシュを配っている人のまわりをぐるぐる回ってティッシュを何度ももらう
- 年下の女性と遊ぶときにすべて割り勘にする
- 本を売ったお金で古本を書い、さらにその本を売る