[慣]おかめはちもく
当事者よりも第三者のほうが正しく理解できること。本人よりも周りのほうが状況を把握できること。
例文
岡目八目というから彼も少しは周りの意見を聞けばいいのに。
その芸術家は自分の芸術性を誰よりも信じ、岡目八目といって難癖をつける評論家を侮蔑していた。
まさに岡目八目だ。実情を知らないのは彼本人だけだ。
自分だけが優れていると信じて疑わず、完全に岡目八目となっていることに気づかなかった。
説明
囲碁の用語。対局している当事者よりも、しばしば周りのほうが先を見通しているということから。八目の「目」は碁盤の目のことで、手数のことではない。傍目八目ともいう。