[慣]きそくえんえん
- 息が途絶えがちになるほど体が弱っている状態。今にも亡くなりそうな様子。
- 滅びそうなこと。
例文
気息奄々、彼の呼吸は今にも止まりそうだった。
彼は気息奄々とした状態になりながらも、自立して生きることを最後まで望んだ。
あらゆる法令は遵守されず、秩序は乱れきってこの国は気息奄々としている。
たった一人の行いによって組織は気息奄々たる状況になった。
説明
気息奄奄とも書く。「気息」は呼吸または息。「奄」はふさがること。合わせて息がふさがる、すなわち息が絶えがちにという意味になる。
人の体が極度に弱っている状態を表すが、転じて国や組織が滅びるようなときにも使う。
同義語
満身創痍(まんしんそうい)
疲労困憊(ひろうこんぱい)