酸素のないところで強く熱することを乾留(蒸し焼き)という。木を乾留すると木炭、木酢液(もくさくえき)、木タール、木ガスが発生する。
物質 | 説明 |
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木炭 | 黒い固体。ほぼすべて炭素。 |
木酢液 | うすい黄色の液体。酸性。 |
木タール | 茶色のネバネバした液体。 |
木ガス | 一酸化炭素や水素をふくむ気体。 |
試験官の口から白いけむりが出てきますが、これは木ガスが冷えて液体や固体になったもので、気体ではありません。
漢字の読み方
乾留 かんりゅう
木酢 もくさく
注意点
木を試験官に入れて乾留するときは、試験管の口を下げます。これは試験管が割れるのを防ぐためです。