どんだけ~という言葉は
どん + だけ~
= どれ + だけ
と分解され、「どん」は「どれ」を意味します。「どれ」が「どん」になった言葉は他に「どんなに」があります。
「どんくさい」の「どん」は鈍感のどん
どんくさいは、実は鈍臭いと書きます。鈍感の鈍がどんくさいの「どん」となります。
「どんまい」の「どん」は英語の Don't
気にするなよ! (Don't mind) が由来です。英語の Don't に相当するものが「どん」です。
どんは新しい言葉を生む接頭語になる
これらの意味から、どんを接続詞とする言葉が若い世代で生まれています。次の言葉はまだ辞書に登録されていない口語です。
- どんそう : 走るのが遅い
- どんなう : 今はだめ
- どんパク : どれだけパクパク食べるの?
- どんなら : どれなら(いいの?)
- どんまた : どれだけ待たせるの?