「焼け石に水」とは、努力しても意味がないこと。焼けている石に水をかけても、すぐに蒸発して残らないことから。
同義語は「二階から目薬」。二階から目薬は、意味がないというよりも、回りくどいというニュアンスが強い。
例文
今さら努力しても焼け石に水だ。
人が来なくなって周辺の店が閉じる中、一店がセールをしても焼け石に水に終わるだけだ。
焼け石に水とわかっておきながら、彼はあえて無駄な出費を続けた。
英訳
spitting in the wind
spit つばを吐く
wind 風
風が吹いているときにつばを吐いても、あらぬ方向に飛んでしまう(ことが想像できる)。つまり努力がそのまま反映されない、ということ。