中3理科(化学)で習う塩は塩化ナトリウム、硝酸カリウム、硫酸バリウムです。これらは酸と塩基を混ぜて作ることができます。酸と塩基は混ざると中和し、塩になります。
- 塩化ナトリウム(NaCl)
- 硝酸カリウム(KNO3)
- 硫酸バリウム(BaSO4)
HCl + NaOH → NaCl + H2O
塩酸+水酸化ナトリウム水溶性→塩化ナトリウム+水
HNO3 + KOH → KNO3 + H2O
硝酸+水酸化カリウム水溶液→硝酸カリウム+水
H2SO4 + Ba(OH)2 → BaSO4 + 2H2O
硫酸+水酸化バリウム水溶液→硫酸バリウム+水
酸とアルカリを混ぜると中和反応が起きて塩と水ができる。これは次の二つの反応からなります。
- 酸の水素イオンとアルカリの水酸化物イオンが結合して水になる
- 残りの物質がくっついて塩になる
H+ + OH- → H2O
水素イオン+水酸化物イオン→水
Cl- + Na+ → NaCl
塩化物イオン+ナトリウムイオン→塩化ナトリウム(塩)
中和反応が二つの反応からなることに注意しよう。