捕らぬ狸の皮算用とは、物事が実現するかわからないのに、その物事を前提として期待したり計画したりするたとえ。
単に「皮算用」ともいう。
捕らぬ狸の皮算用(あるいは皮算用)は宝くじを想像するとわかりやすい。宝くじに当たってもいないのに、「そうだな、車を買ったら三千万円残るから…」と無用の計画を立てることを皮算用という。
匿名投稿「捕らぬ狸の皮算用」
まだ手にしていない、「これから手に出来るであろう」と想像して今後の生活や買い物などを計画し失敗してしまうことを意味する。
最近では会社員の中で、「今年こそボーナスが支給されるだろう」と思い、クレジットカードの「ボーナス払い」で決済し、高額な商品を購入したにも関わらず、実際にはボーナスが支給されない、もしくは想定以下の支給額しか得ることが出来ず支払に苦慮し、最悪の場合カードローンなどでキャッシングを利用して支払をしなければならない状況を意味する。
まだ得ていないものを当てにして、その後の生活や商品購入することは、非常にリスクの高いものであることを意味するもので、本当に欲しい物でも、しっかりと貯蓄をし現金を得た上で行動を起こすことを促すことわざでです。
(編集者一言)
ボーナスが出るかわからないのにボーナスを当てにするという話はこのことわざを代表する使い方かもしれません。