臥薪嘗胆は「がしんしょうたん」と読みます。達成したい目的のためにどのような苦労もいとわないこと。
臥薪嘗胆の読み
がしんしょうたん
臥薪嘗胆の意味
復讐するために努力すること。
出典
蘇軾「擬孫権答曹操書」
メモ
春秋時代、中国の夫差(ふうさ)は父の敵である句践(こうせん)を討とうと、薪の上に寝て己を鼓舞し、ついに句践に勝利しました。句践は夫差に敗北した恥を忘れないよう、苦い肝を嘗めて己を鼓舞し、ついに夫差を滅ぼしました。
この二つの話は『史記』にあり、夫差も句践も互いの目的を達成するためになみなみならぬ苦労をしたと伝えられています。