電気のもつエネルギーを電気エネルギーという。例えばスタンドに電気をつけるとき、そのスタンドは電気エネルギーというエネルギーを使っている。
家電の電気エネルギー
スイッチを入れると光ったり、電源がついたりする。これはその機械が電気エネルギーを使っているためだ。
「その機械がどのくらい電気エネルギーを使っているか」は電力という数値でわかる。電力の単位はW(ワット)。
身の回りにある家電製品のワットを調べてみよう。ワットが大きいほど、その家電はたくさんの電気エネルギーを使っていることになる。
参考目安
冷蔵庫 600ワット
炊飯器 700ワット
掃除機 1000ワット
スマホ 100ワット
電気自動車 10000ワット以上
小さい製品は電気エネルギーをあまり消費しないが、大きい製品になるとかなり消費する。自動車がいかにたくさんのエネルギーを使うかがわかる。
ワットの公式
ワットは「電力」の単位であった。実は電力とは、1秒間に使われる電気エネルギーをいう。逆に電気エネルギーは電力に時間数をかけたもの。
電気エネルギー=電力×時間
例えば600ワットの冷蔵庫を2秒間だけ使うと
600×2=1200
の電気エネルギーが消費されることになる。なお、電気エネルギーはJ(ジュール)
ワットの問題
1000ワットの掃除機を1分間使ったらどれだけのエネルギーが消費されるか?
答え
1000×60=60000
60000J(ジュール)