2026年9月

2026年9月1日

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  5. 未婚の若者の 35% が「結婚するつもりはない」、こども家庭庁の 10 万人調査
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未婚の若者の 35% が「結婚するつもりはない」、こども家庭庁の 10 万人調査

未婚の若者のうち 35.1% が、結婚するつもりはないと答えた [1]。こども家庭庁が初めて行った 10 万人規模の調査によるもので、いずれは結婚したいと答えたのは 37.5% だった [1]

調査は今年 5 月から 8 月にかけて、全国の 15 歳から 39 歳を対象にインターネットで実施された [2]。質問はおよそ 50 問あり、仕事や年収、人間関係、就職活動での困りごと、結婚と出産についての意識、SNS の使い方、自己肯定感、ヤングケアラーの経験まで幅がある [2]。有効な回答は約 6 万 8000 人分で、今回はその途中経過の公表にあたる [2]

結婚しない理由として挙がった上位は 3 つである [1]。安定した結婚生活を送れる収入への不安が 40%、自由な時間がなくなり趣味の時間が減ることが 34.4%、結婚したいと思える人がいないことが 32.6% だった [1]

集計からは、30 代の未婚者の姿も浮かぶ [2]。男女とも生活の満足度が低く、孤独や孤立を感じる度合いが高いという傾向が出ている [2]。若者がふだん感じている悩みでは外見への不満が最も多く、人間関係の課題も上位に入った [1]。SNS に年齢の制限が必要かどうかについては、年代と性別を問わず 5 割を超える人が必要だと答えた [1]

結婚する意思をめぐる数字は、以前から下がってきた。国立社会保障・人口問題研究所の 2021 年の調査では、18 歳から 34 歳の未婚者のうち「いずれ結婚するつもり」と答えたのは男性が 81.4%、女性が 84.3% で、どちらも前回を下回っている [3]。ただし対象の年齢も調べ方も違うので、そのまま並べて比べられる数字ではない。

人口の側の数字も動いている。2025 年の出生数は 67 万 1236 人で、統計の残る 1899 年以降で 10 年続けて過去最少を更新した [4]。合計特殊出生率は 1.14 と、こちらも過去最低である [4]。一方で婚姻の件数は 2 年続けて微増しており、結婚そのものが減り続けているわけではない [4]

理由の最多に収入への不安が来たことは、制度で動かせる部分が残っていることを示す。ただし 2 番目に挙がったのは時間の使い方で、こちらは支援の設計だけでは動かない。

参考文献

  1. [1]TBS NEWS DIG(若者の35.1%が「結婚するつもりはない」こども家庭庁の10万人調査)
  2. [2]日本テレビ(若者 10 万人調査「結婚するつもりない」35%、未婚の 30 代男女は生活満足度低く孤立感が高い傾向も)
  3. [3]国立社会保障・人口問題研究所(第 16 回出生動向基本調査 結果の概要)
  4. [4]nippon.com(〈縮むニッポン〉2025 年出生数 67.1 万人、10 年連続で過去最少更新)