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貧栄養湖と富栄養湖におけるpH、透明度、植物プランクトンなどの生態系の違い

湖は栄養塩類の濃度によって貧栄養湖と富栄養湖にわけられる。

※読み方
貧栄養湖(ひんえいようこ)
富栄養湖(ふえいようこ)

夏になって湖の表面が緑色になる「アオコ」は富栄養化が原因である。

貧栄養湖と富栄養湖の違い

項目 貧栄養湖 富栄養湖
栄養塩類 低濃度 高濃度
pH 中性 弱アルカリ性
透明度 高い 低い
植物プランクトン 少ない 多い

湖が貧栄養湖から富栄養湖になると、植物プランクトンなどのプランクトンが大量に増える。その結果、プランクトンなどを餌とする魚類の生態系が変化する。貧栄養湖ではマス、富栄養湖ではコイ、フナ、ワカサギなどがある。

栄養塩類の濃度とプランクトンの量の違いから、貧栄養湖は透明度が高く、富栄養湖の透明度は低い。

富栄養湖は夏になると水面が緑色になる(アオコという)ことがある。この「アオコ」という現象はシアノバクテリア cyanobacteria の大量発生によって起きる。シアノバクテリアは細胞核を持たない原核生物だが、光合成をおこなって酸素をつくる。

※シアノバクテリアはらん藻類ともいわれる

日本の湖の例

貧栄養湖:
洞爺湖(北海道)
摩周湖(北海道)

富栄養湖:
霞ヶ浦(茨城県)
諏訪湖(長野県)