何が入っているかを試薬で当てる

系統をたどって化合物が作れるようになると、次は逆を問われます。手元にあるものが何かを、試薬を入れて起きることから当てる問題です。

表のますを押すとその組み合わせが試験管で起きます。左の系統パネルで系統を選び直せます。パネルはヘッダーを掴んで動かせ、四辺と四隅で大きさを変えられます。タイトルをダブルクリックすると、右上の定位置に固定されます。

表の縦が化合物、横が試薬です。ますを押すと試験管の中でその組み合わせが起き、色が変わるものは変わり、変わらないものは変わりません。何も起きない組み合わせも押せるようにしてあるのは、起きないことのほうが答えを決めることが多いからです。

銀鏡反応とフェーリング液は、どちらもアルデヒドが相手を還元することを見ています。アルデヒドは自分が酸化されてカルボン酸になり、そのぶん銀イオンが銀に、銅(II) イオンが酸化銅(I) になります。ケトンにこれが起きないのは、カルボニル基に水素が付いていないからです。

ヨードホルム反応が当てているのは官能基ではなく、CH₃CO- と CH₃CH(OH)- という形です。だからアセトンにも、エタノールにも、アセトアルデヒドにも起きます。メタノールに起きないところが、この反応の意味を一番よく表しています。

塩化鉄(III) の紫色はフェノール類の目印です。ベンゼン環に直接付いたヒドロキシ基にだけ起き、ベンジルアルコールのように環から離れたものには起きません。