反応でつながった一枚の図

有機化学で覚えることが多く見えるのは、化合物と反応をばらばらに覚えようとするからです。実際にはどれもつながっていて、つながりを一枚の図にすると、覚えるべきものは矢印の本数まで減ります。この図は、その一枚を動かせるようにしたものです。

点が化合物、矢印が反応です。点を押すとその化合物の示性式と官能基が出ます。矢印を押すとフラスコの中で反応が進み、試薬と条件と化学反応式がそろって出ます。

系統は 4 つに分かれています。脂肪族はエタノールを真ん中に置いて、酸化する側と脱水する側へ伸びます。芳香族はベンゼンから、ニトロ化の道とスルホン化の道と付加の道へ分かれます。検出は、できた化合物に何が入っているかを試薬で当てるところです。分離は、混ざったものを酸の強さの順に取り分けるところです。

右の棒グラフは飾りではありません。沸点の棒を見れば、分子量が近いのに水素結合を持つものだけ高いことが分かります。酸の強さの棒を見れば、カルボン酸と炭酸とフェノールの並びがそのまま分液漏斗で加える試薬の順になっていることが分かります。