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JSミルと質的功利主義

JSミルは功利主義の思想家。ベンサムを批判しつつ、功利主義をより道徳的・民主的に発展させた。

  1. 質的功利主義
  2. 内的制裁
  3. 言論の自由
  4. 女性参政権

質的功利主義

「最大多数の最大幸福」を唱えたベンサムは快楽を計算できると考えたが、ミルはこれを批判した。そして快楽を精神的快楽と感覚的快楽の二つに分けて、精神的快楽を良しとした。

この違いから、ベンサムは量的功利主義、ミルは質的功利主義といわれる。この概念は

満足した豚よりは不満足な人間、満足した愚か者より不満足なソクラテスであるほうがいい

という言葉に表れる。

内的制裁

人間は良心があり、その良心にしたがって自分を律することができると考えた。この内なる制裁(内的制裁)はベンサムが強調しなかった考え方である。

言論の自由と女性参政権

ミルは、社会の発展は言論の自由を必要とすると説いた。また多くの思想家に先がけて女性参政権を訴えた。