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イギリス経験論のジョン・ロックをざっくりわかりやすく解説(複合観念、悟性)

ジョン・ロックはイギリス経験論を代表する思想家です。ロックは経験を重視し

生まれたばかりの人の心にはなにも書かれていない

人は経験から知識を得る

と考えました。経験のない心は「タブラ・ラサ(心は白紙である)」と表現されます。

単純観念と複合観念

高校倫理から少し逸脱する可能性もありますが、ロックは観念を単純観念と複合観念に分けました。

私たちはなにかを経験すると、心に単純観念が記されます。そして心は単純観念をもとに複合観念をつくります。

単純観念

心の働き

複合観念

大きさや色、といった五感を通して得る観念を単純観念といいます。硬いとか、ピンク色とか、匂いがするとか、そういった「これ以上分割できない観念」ですね。

硬い、ピンク色、匂いがする、といった観念をもとに、それが桃というフルーツとわかる。

桃 = 硬い + ピンク色 + 匂い

桃は複合観念です。私たちの精神(心)が単純観念をつなげて複合観念にします。

悟性と理性

単純観念を複合観念にするのは心(悟性)で、理性ではありません。以降、悟性という言葉を使います。

理性は知識を推論したり、判断したりする力です。

言葉説明
悟性単純観念を複合観念にする
理性知識を推論する

確かに、微分積分といった難しい概念を分析するにあたって、私たちは色や大きさといった感覚的なものはあまり使っていません。数学といった高度な推論や判断は理性が担当しているような気がします。