疑問詞 + to 不定詞(what to do, how to get ...)|中学英語

英語には what to do や how to get のように、疑問詞の後ろに to 不定詞をつなげる表現があります。これは「何を〜すべきか」「どうやって〜するか」という意味で、文の中で名詞のかたまりとして働きます。疑問文そのものではありませんが、疑問詞を含んでいるため疑問文と深い関係がある構文です。

疑問詞 + to 不定詞の基本

疑問詞 + to 不定詞は、間接疑問文を短くしたような形です。

間接疑問文

I don’t know what I should do.(何をすべきかわからない)

疑問詞 + to 不定詞

I don’t know what to do.(何をすべきかわからない)

どちらも同じ意味ですが、疑問詞 + to 不定詞のほうが短く、日常会話でも書き言葉でもよく使われます。should(〜すべき)や can(〜できる)の意味が to 不定詞に含まれているのがポイントです。

使える疑問詞

疑問詞 + to 不定詞の形で使える疑問詞は決まっています。

what to do
何をすべきか
when to leave
いつ出発すべきか
where to go
どこに行くべきか
which to choose
どちらを選ぶべきか
how to use
どうやって使うか
who to ask
誰に聞くべきか

why だけはこの形で使えません。why to do という表現は英語に存在しないため、理由を表したい場合は間接疑問文(why I should do …)を使う必要があります。

why が使えない理由には諸説ありますが、to 不定詞が「これからする行為」を表すのに対して、why は「すでにある事実の理由」を問うため、意味的に噛み合わないという説明が広く受け入れられています。

to 不定詞は未来志向の表現であり、理由を問う why とは方向性が合わないという考え方。

文の中での使い方

疑問詞 + to 不定詞は名詞のかたまりなので、文の中で目的語や補語として使えます。

I don't know what to say.
何と言えばいいかわからない。
She told me how to get to the station.
彼女は駅への行き方を教えてくれた。
Can you show me where to put this?
これをどこに置けばいいか見せてくれますか?
We need to decide when to start.
いつ始めるか決めなければならない。
The question is which to buy.
問題はどちらを買うかだ。

目的語として使うケースが最も多く、know、tell、show、ask、decide、learn などの動詞と一緒に登場します。

tell / show / ask / teach との組み合わせ

tell、show、ask、teach のように「人に〜する」という動詞と組み合わせると、「人に〜のしかたを教える/聞く」という表現になります。

He told me where to park.
彼はどこに駐車すればいいか教えてくれた。
She showed us how to make pasta.
彼女はパスタの作り方を見せてくれた。
I asked him what to bring.
何を持っていけばいいか彼に聞いた。
My mother taught me how to cook.
母は料理のしかたを教えてくれた。

この「動詞 + 人 + 疑問詞 + to 不定詞」の形は英語で非常によく使われるパターンです。特に tell me how to … と show me how to … は会話で頻出します。

how to の特別な存在感

疑問詞 + to 不定詞の中で、how to は圧倒的に使用頻度が高い組み合わせです。「〜のしかた、〜する方法」という意味で、ほぼ一つの表現として定着しています。

I learned how to swim last summer.
去年の夏に泳ぎ方を覚えた。
Do you know how to drive?
運転のしかた知ってる?
I'll show you how to fix it.
直し方を見せるよ。
She doesn't know how to use chopsticks.
彼女は箸の使い方を知らない。

インターネットで検索するときにも how to … という形がよく使われます。「How to learn English」「How to cook rice」のように、そのまま検索クエリになるほど英語に浸透した表現です。

間接疑問文との書き換え

疑問詞 + to 不定詞は、間接疑問文と書き換えができます。テストでもよく出るパターンなので、両方の形を見ておきます。

疑問詞 + to 不定詞間接疑問文
what to dowhat I should do
where to gowhere we should go
how to solve ithow I can solve it

書き換えるときは、to 不定詞の部分を should + 動詞の原形、または can + 動詞の原形に戻します。主語は文脈に応じて補う必要があります。

I didn't know what to do. = I didn't know what I should do.
何をすべきかわからなかった。
Please tell me how to get there. = Please tell me how I can get there.
そこへの行き方を教えてください。
She couldn't decide which to choose. = She couldn't decide which she should choose.
彼女はどちらを選ぶべきか決められなかった。

疑問詞 + to 不定詞のほうが簡潔なので、特に会話では短い形が好まれる傾向にあります。一方、主語を明示したい場合や、should / can のニュアンスをはっきり出したい場合は間接疑問文を使います。

次の文の空欄に入る正しい表現はどれですか? I don't know ___ next.

  • how to do
  • what to do
  • why to do
  • what doing
__RESULT__

「次に何をすべきかわからない」という意味なので what to do が正しい表現です。why to do という形は英語に存在しません。

Please tell me how to get to the library. を間接疑問文に書き換えると、正しいのはどれですか?

  • Please tell me how do I get to the library.
  • Please tell me how I can get to the library.
  • Please tell me how to I can get to the library.
  • Please tell me how can I get to the library.
__RESULT__

間接疑問文では疑問詞の後ろは平叙文の語順(主語 + 動詞)になります。how I can get が正しい語順です。