first, then, next, finally - 順序を表す英語の接続表現(中学英語)

物事の手順や出来事の流れを説明するとき、日本語では「まず」「次に」「それから」「最後に」といった言葉を使います。英語にもこれに対応する接続表現があり、話や文章に順序と流れを与える役割を果たします。

first - まず・最初に

first は一連の流れの出発点を示します。「最初にすること」「一番目の出来事」を紹介するときに文頭に置くのが基本です。

First, wash your hands.
まず、手を洗いなさい。
First, I woke up at six o'clock.
最初に、私は 6 時に起きました。
First, read the instructions carefully.
まず、説明書をよく読んでください。

first は文頭に置いてカンマで区切るのが一般的な形です。First of all という表現もほぼ同じ意味で使え、「何よりもまず」という強調のニュアンスが少し加わります。

next と then - 次に・それから

next と then はどちらも「次に」「それから」を意味し、first のあとに続く手順や出来事を示します。

First, crack the eggs. Next, add some milk.
まず卵を割ります。次に、牛乳を加えます。
I finished my homework. Then, I watched TV.
宿題を終えました。それから、テレビを見ました。
Next, mix everything together.
次に、すべてを一緒に混ぜます。
next

順番としての「次」を強調する。手順の説明でよく使われ、番号を振るような感覚に近い。

then

時間の流れとしての「それから」を強調する。物語や体験談など、出来事を時系列で並べるときに自然。

実際の会話や文章では next と then はほぼ入れ替えて使えます。ただし、料理のレシピや操作手順のように「ステップ 1、ステップ 2」と順を追う場面では next が好まれ、日記や体験談のように時間の流れを語る場面では then のほうが自然に響きます。

after that - そのあとで

after that は「そのあとで」を意味し、then とほぼ同じ使い方ができます。then より少しだけ間が空いた印象を与えるため、ひとつの動作が終わってから次に移るニュアンスを出したいときに向いています。

I ate lunch. After that, I went to the library.
昼食を食べました。そのあと、図書館に行きました。
We played soccer. After that, we were very tired.
サッカーをしました。そのあと、私たちはとても疲れていました。

after that は 2 語なので文頭に置くときのカンマの位置に気をつけましょう。After that, +文 の形が基本です。

finally と at last - 最後に・ついに

finally は一連の流れの終わりを示す言葉で、「最後に」「ついに」という意味を持ちます。

Finally, turn off the oven.
最後に、オーブンの電源を切ります。
Finally, we arrived at the hotel.
ついに、私たちはホテルに到着しました。
I studied hard, and I finally passed the test.
一生懸命勉強して、ついにテストに合格しました。

finally には 2 つの使い方があります。手順の「最後のステップ」を示す場合と、長い過程を経て「ついに」何かが実現したことを示す場合です。3 つ目の例文のように、努力や苦労の末に達成した場面で使うと感情が伝わります。

finally

手順の最後を示す用法と、「ついに達成した」という感情的な用法の両方がある。

at last

「ついに・やっと」という感情を込めた用法が中心。長く待った末にようやく実現したときに使う。

At last, the rain stopped.
やっと雨がやみました。
At last, I found my keys.
ついに鍵を見つけました。

at last は手順の最終ステップとしてはあまり使わず、「待ち望んでいたことが実現した」という喜びや安堵の気持ちを込めるときに使います。

全体の流れをつなげてみる

ここまでの表現を使って、ひとつのまとまった文章を組み立ててみましょう。

朝の支度を説明する例

First, I wake up at seven. Next, I brush my teeth and wash my face. Then, I eat breakfast with my family. After that, I get dressed and pack my bag. Finally, I leave for school at eight.

カレーの作り方を説明する例

First, cut the vegetables into small pieces. Next, cook the meat in a pan. Then, add the vegetables and water. After that, put in the curry powder. Finally, cook everything for twenty minutes.

このように順序を示す表現をつなげると、読み手や聞き手は流れを自然に追うことができます。すべてを使う必要はなく、短い説明なら first と then だけでも十分です。

使うときのポイント

これらの表現は文頭に置いてカンマで区切るのが最も一般的な形です。

表現意味使いどころ
firstまず流れの出発点
next次に手順の次のステップ
thenそれから時間順の次の出来事
after thatそのあとで間を置いた次の動作
finally最後に・ついに流れの終わりや達成
at lastついに・やっと待望の実現

英作文やスピーチでは、同じ表現を何度も繰り返すと単調になります。then ばかり使うのではなく、next や after that を織り交ぜると文章にリズムが生まれ、より自然な英語に近づきます。

「まず宿題をしなさい。それからテレビを見てもいいですよ」を英語にすると?

  • Finally, do your homework. Next, you can watch TV.
  • First, do your homework. Then, you can watch TV.
  • At last, do your homework. After that, you can watch TV.
__RESULT__

最初にやることを示すのは first、そのあとに続く行動を示すのは then が自然です。finally や at last は流れの終わりや達成を表す表現なので、ここでは合いません。