How long と How often の違いと使い方(中学英語)
How long と How often はどちらも「どのくらい」とたずねる疑問文ですが、聞いている内容がまったく違います。How long は「長さ・期間」、How often は「頻度・回数」をたずねる表現です。
How long は「どのくらいの長さ/期間」
How long は時間の長さや物の長さをたずねるときに使います。「どのくらいの間?」「何分くらい?」のように、始まりから終わりまでの長さを知りたいときの表現です。
How long does it take ~? は「~するのにどのくらい時間がかかりますか?」という意味で、中学英語でも非常によく使われる形です。答えるときには It takes ~ の形を使います。
時間だけでなく、物理的な長さをたずねることもできます。How long is this bridge?(この橋はどのくらいの長さですか?)のように使えば、距離や寸法を聞く質問にもなります。
How often は「どのくらいの頻度」
How often は「何回くらい?」「どのくらいの頻度で?」と回数や頻度をたずねる表現です。習慣的にくり返していることについて聞くときに使います。
How often に対する答え方にはいくつかのパターンがあります。every day(毎日)、once a week(週に 1 回)、twice a month(月に 2 回)のような具体的な頻度を答えるほか、always(いつも)、usually(たいてい)、sometimes(ときどき)、never(一度もない)といった頻度の副詞で答えることもできます。
2 つの違いを比べる
同じ話題でも、How long と How often では聞いている中身が変わります。
英語をどのくらいの時間勉強しますか? → 1 回あたりの勉強時間を聞いている。答えの例:About one hour.(約 1 時間)
どのくらいの頻度で英語を勉強しますか? → 何回やるかを聞いている。答えの例:Every day.(毎日)
このように、同じ study English でも How long なら「1 回に何分・何時間やるか」、How often なら「週に何回・月に何回やるか」を聞いていることになります。質問に対して的外れな答えをしないためにも、この違いをしっかり押さえておくことが大切です。
How long と How often を使った会話例
実際の会話では、How long と How often が続けて出てくることもあります。たとえばピアノの練習について聞くような場面を見てみましょう。
How often で「週 5 回」という頻度を聞き出し、How long で「1 回 30 分」という長さを聞き出しています。2 つの質問を組み合わせることで、相手の習慣をより具体的に知ることができます。
答えの文で出てきた for about thirty minutes の for は「~の間」という期間を表す前置詞です。How long の答えには for がつくことが多く、How often の答えには for がつかないというのも見分けるポイントになります。
答え方のパターン整理
時間の長さで答える。for two hours(2 時間)、about thirty minutes(約 30 分)、for three days(3 日間)など。It takes ~ の形もよく使う。
回数や頻度で答える。every day(毎日)、once a week(週 1 回)、twice a month(月 2 回)、three times a year(年 3 回)のほか、always や sometimes などの副詞でも答えられる。
How long と How often の違いは、「時間の長さを聞いているのか、回数を聞いているのか」という一点に集約されます。英語のテストや会話で How ~? の疑問文が出てきたら、まず long か often かを確認して、長さと頻度のどちらを聞かれているのかを判断するようにしてみてください。