エトルタの断崖

ノルマンディー地方、セーヌ=マリティーム県エトルタの海岸に続く白い断崖。高さ 90m を超える白亜の崖と、波が削った 3 つのアーチ、沖に立つ針のような岩で知られる。

エトルタは、ル・アーヴルの北、英仏海峡に面したアラバスター海岸(コート・ダルバートル)の町です。小石の浜をはさんで白亜(チョーク)の断崖が続き、その高さは 90m を超えます。波に削られてできた 3 つのアーチは、この地方の言葉で「門」と呼ばれ、沖には「針」と呼ばれる尖った岩が立っています。

もとは小さな漁村でしたが、19 世紀に流行の海辺の保養地となりました。クロード・モネやギュスターヴ・クールベ、ウジェーヌ・ブーダンらの画家が断崖を描き、モーパッサンもこの地に親しみました。モーリス・ルブランは小説『奇岩城』で、怪盗アルセーヌ・ルパンの隠れ家をこの針の岩の中に置いています。