モン・サン=ミシェル
ノルマンディー地方の海岸近く、潮の満ち引きで島となる岩山と、その上にそびえる修道院。カトリックの巡礼地で「西洋の驚異」と称され、1979 年に湾とともに世界遺産に登録された。
モン・サン=ミシェルは、フランス北西部、マンシュ県のクエノン川の河口から 1km ほど沖に浮かぶ小島と、その頂にそびえる修道院です。島の面積は 7 ヘクタールほどで、潮が引くと陸から歩いて渡れたため、古くから多くの巡礼者が訪れました。修道院の聖堂の頂に立つ大天使ミカエルの像は、海辺から 157m の高さにあります。
満ち潮が島を守ったこともあって、百年戦争ではイングランド軍の攻撃をしのぎ、一度も落ちませんでした。のちには牢獄として使われた時代もあります。修道院にはいまも修道士が暮らしています。1979 年に「モン・サン=ミシェルとその湾」として世界遺産に登録され、パリ周辺を除けばフランスでいちばん多くの観光客が訪れる場所です。