無彩色と有彩色 ― 白・黒・灰の役割

無彩色と有彩色

色は大きく二つに分けられます。白・黒・灰のように色みを持たないものが無彩色、赤・青・黄のように色みを持つものが有彩色です。無彩色は色相と彩度を持たず、明度(明るさ)だけで区別されます。

無彩色は明度だけを持つ

無彩色は彩度が 0 の色です。HSV では S=0、HSL では S=0 になり、明度だけが変わります。HEX で見ると、赤・緑・青の三つの成分がすべて同じ値になっているのが無彩色です。

#000000 … 黒
#808080 … 中間の灰
#ffffff … 白
(R・G・B が等しいと無彩色)

配色での役割

無彩色はどんな色とも衝突しません。黒は全体を引き締め、白は余白として抜けを作り、灰は主張の強い色どうしをつなぐ中和役になります。土台やベースカラーとして非常に使いやすい色です。

有彩色を落ち着かせる

派手な有彩色がぶつかって落ち着かないときは、間に無彩色をはさむと整います(分離配色の記事で詳しく扱います)。無彩色は、有彩色の鮮やかさを引き立てながら、全体を静めてくれます。

まとめ

迷ったら、無彩色を土台にして有彩色をアクセントに置くと、破綻しにくい配色になります。R・G・B が等しいかどうかが、無彩色を見分ける簡単な目安です。