色相・彩度・明度 ― HSV が表す三つの軸

HSV は色を三つの軸で捉える

HSV は Hue(色相)、Saturation(彩度)、Value(明度)の頭文字です。このツールの色相環と四角は、まさにこの三つを直接操作しています。RGB が「光の三原色をいくつ混ぜるか」で色を作るのに対し、HSV は人が色を感じるときの感覚に近い分け方です。

色相 H ― 0〜360度

色相はどの色みかを角度で表します。0 度が赤、120 度が緑、240 度が青で、一周してまた赤に戻ります。色相環をぐるりと回るのがこの H です。角度なので「反対側(+180 度)」や「となり(±30 度)」といった関係も、そのまま配色の話につながります。

彩度 S ― 0〜100%

彩度はあざやかさです。0% だと灰色、100% だとその色相のいちばん純粋な色になります。四角の左右方向が彩度で、左へ行くほど白っぽく、色みが薄くなっていきます。

明度 V ― 0〜100%

明度は明るさです。0% は真っ黒、100% でその色相のもっとも明るい状態になります。四角の上下方向が明度で、下へ行くほど暗くなります。H で色を選び、S と V で「どれくらい鮮やかで、どれくらい明るいか」を決める。これが HSV の考え方です。