補色や類似色は色相を軸にした配色でした。これに対して、トーン(明度と彩度でできる色の調子)を軸に考える配色があります。トーンの記事の続きとして、代表的なパターンを見ていきます。
トーンをそろえ、色相を変える配色です。たとえばペール(淡い)トーンでそろえて、ピンク・水色・クリームを並べる。色相が違ってもトーンが同じなので、変化がありながらまとまります。
色相をそろえ(同系色)、トーン(おもに明暗)を変える配色です。濃い青・青・淡い青のような濃淡の組み合わせで、落ち着いた統一感が出ます。「トーン・オン・トーン」は文字どおり調子を重ねる配色です。
色相かトーンのどちらかで全体を支配し、統一感を出す考え方です。全体を一つの色相で覆うドミナントカラー、全体を一つのトーンで覆うドミナントトーンがあります。支配する軸を決めると、多色でもばらけません。
色相をそろえて明暗で変化をつけるのがトーンオントーン、トーンをそろえて色相で変化をつけるのがトーンイントーンです。迷ったら、色相かトーンのどちらかの軸をそろえる。それだけで配色は落ち着きます。