ブランドカラーは、ひと目でそのブランドだと分からせ、印象を固定する色です。コカ・コーラの赤、スターバックスの緑のように、色そのものが記憶に結びつきます。だからこそ、感覚だけでなく理由を持って選びたい色です。
まず、どんな印象を持たれたいかを決めます。信頼や誠実さなら青、情熱や活気なら赤、自然や安心なら緑、というように、色のイメージを土台に候補を絞ります。ブランドの価値と色の連想を合わせるのが出発点です。
同じ業界に似た色があふれていると、埋もれてしまいます。競合が使っていない色をあえて選ぶ、業界の定番を外す、といった差別化も有効です。印象だけでなく「まわりとかぶらないか」も判断材料にします。
実際に使えるかも確かめます。背景や文字として十分なコントラストが取れるか、モノクロにしても識別できるか、小さく表示しても見えるか。派手さより、あらゆる場面で成立する堅さが大切です。
最終的には、単色で通る色を一つに絞ります。このツールの「企業ロゴの色」の一覧は、単色で識別できる実例の参考になります。決めたら、明るめ・暗めのバリエーションも用意しておくと、UI やグラフなどに展開しやすくなります。
印象 → 差別化 → 実用性の順に絞り込み、最後に一色へ。感覚で選ぶのではなく、理由を積み上げて決めるのが、長く使えるブランドカラーへの近道です。