言語モデルの動向

2026/10/13

  1. 音声の文字起こしは 1 時間いくら?xAI と Mistral の API を比べる
  2. Mistral Large 4 の価格は入力 1.36 ドル・出力 4.18 ドル〜公開から 2 週間は半額
  3. Claude Managed Agents の web_fetch が取得するのは、セッションにすでに現れた URL だけ
  4. xAI の文字起こし API はバッチで 1 時間 0.10 ドル〜10 月 2 日から 2.0 に切り替わった
  5. Claude の Max と Team に毎月の API クレジット(Max 5x は 100 ドル)
  6. GPT-6.1 Sol は GPT-6 Sol よりキャッシュ済みの入力が安い
  7. Claude Sonnet 5.5 の価格は Sonnet 5 のまま。キャッシュの読み出しは 10 月 7 日に半額になった
  8. Claude Haiku 5.5 は 10 万トークンまで GPT-6 Luna と同じ値段、超えると 5 倍

2026/09/29

  1. Gemini 2.5 を使えるのはこれまで使っていたユーザーだけ|Gemini API
  2. Grok 4.7 が xAI の一覧に。単価もコンテキストも 4.6 と同じ
  3. Gemini 3.8 Live の料金:音声の入力は 1 分 0.005 ドル、出力は 0.018 ドル

2026/09/28

  1. Gemini 3.8 Flash TTS と Flash-Lite TTS の料金は 2027 年 1 月に倍になる
  2. Claude Opus 5.5 は入力 4 ドル・出力 20 ドル(Anthropic がまず勧めるモデル)
  3. GPT-6 Sol と GPT-6 Luna:Luna の単価は Sol の 20 分の 1

2026/09/15

  1. DeepSeek V4.1 Flash の公開で、Flash の単価が下がった
  2. Sakana AI の Fugu Ultra v2 と Fugu Max は、ほかのモデルを使い分けて答える
  3. Cognition の SWE-2 は Kimi K3 をもとにしたコーディング用のモデル
  4. Inception の拡散型モデル Mercury 2.5、出力は 100 万トークン 0.75 ドル
  5. GPT-Live 1 は時間で課金、1 分 0.05 ドル(推論のモデルは別料金)

2026/09/08

  1. Meta は同じモデルを 2 つの値段で売る。安いほうの対価はやり取りそのもの
  2. Grok は最新の 4.6 のほうが、4.3 よりコンテキストが狭い
  3. Kimi K3 は 100 万トークンを 1 つの単価で通す
  4. 同じ Qwen でも、北京とシンガポールで値段が違う
  5. Mistral では Large が Medium の 3 分の 1
  6. GPT-6 Astra の仕様と GPT-6 の 3 つのモデル
  7. GPT-6 Astra の価格。272K を越えると請求全体が上がる
  8. Claude Fable 5.1 が現行の先頭へ。Fable 5 は旧モデルの側へ
  9. Fable 5.1 のキャッシュ読み出しは、Fable 5 の 4 分の 1

2026/09/02

  1. Claude の現行モデル。コンテキスト 100 万、出力 12.8 万、提供終了は 1 年以上先
  2. SWE-bench Verified は 97% に達した。ただし上位同士は比べにくい
  3. ベンチマークの数字は、条件とセットでしか読めない
  4. Claude の API 価格。Sonnet 5 の値上げは取りやめ
  5. OpenAI の API 価格。GPT-5.6 にも長文の単価がある
  6. Gemini の API 価格。値段が変わる 2 つの日付
  7. DeepSeek は混雑する時間帯だけ倍額になる
  8. Perplexity の Sonar は 2026 年 9 月 27 日まで。Agent API に替わる
  9. プロンプトキャッシュの読み出しは、入力の 10 分の 1 とはかぎらない
  10. 長いコンテキストで単価が上がる会社と、上がらない会社
  11. Claude Code に MCP サーバを足す。範囲をどれにするか

Claude Sonnet 5.5 の価格は Sonnet 5 のまま。キャッシュの読み出しは 10 月 7 日に半額になった

Claude Sonnet 5.5 は 2026 年 9 月 28 日に公開された⁠[1,2]。モデル ID は claude-sonnet-5-5 です⁠[1,2]。

Anthropic の説明では、Opus 5.5 は慎重な判断のいる込み入った仕事向け、Sonnet 5.5 は範囲のはっきりした日々の仕事やバグの修正、文書・スライド・スプレッドシートの作成に強いモデル⁠[1]。

100 万トークンあたりの価格は入力 2 ドル・出力 10 ドルで、Sonnet 5 から変わっていません⁠[1]。キャッシュの書き込みは 2.50 ドルで、読み出しは公開の時点で Sonnet 5 と同じ 0.20 ドル⁠[1]。

10 月 7 日に読み出しは 0.10 ドルへ下がり、入力の 10% から、Opus 5.5 と同じ 5% になりました⁠[1,2]。キャッシュの読み出しは使うトークンの大きな割合を占めるため、エージェントの仕事ではたいてい費用がおよそ 20% 下がる、と Anthropic は見積もっている⁠[3]。

Sonnet 5.5 は、Sonnet 5 よりずっと少ないトークンで同じ仕事を終えることが多い⁠[1]。Anthropic の試験では、1 つの仕事あたりの費用が最大 30% 下がった⁠[1]。出力の生成も Sonnet 5 より 30% 以上速くなっています⁠[1]。

Terminal-Bench 4.0 は、コマンドラインの中で複数の手順からなる仕事をやり遂げられるかを測るベンチマークです⁠[1]。Sonnet 5.5 は 70.6% で、Sonnet 5 の 10.3% から大きく上がり、エフォートを xhigh にした Opus 5.5 の 66.4% も上回った⁠[1]。

ただし Anthropic によれば、ベンチマークの点に表れるのは能力の一面だけで、判断を長く続ける込み入った仕事では Opus 5.5 のほうがはっきり強い⁠[1]。

コンテキストは 100 万トークン、1 回の応答の上限は 12.8 万トークンで、どちらも Opus 5.5 と同じ値⁠[4]。学習データと知識の期限は、ともに 2026 年 6 月で、提供の終了は 2027 年 9 月 28 日より前にはなりません⁠[4]。

エフォートの既定は、Claude Platform では high、Claude Code と Claude のアプリでは medium です⁠[1]。

Sonnet 5 向けに書いたコードには、Sonnet 5.5 でそのまま通らないものがある⁠[2]。応答を始める前の思考を切るには、エフォートが high 以下のときに、thinking の type を disabled ではなく between_tools にします⁠[1,2]。

tool_choice の any と tool でツールの使用を強制すると、400 エラーが返ります⁠[2]。Claude API と Google Cloud では、コンピュータを操作するツールのうち以前の computer_20251124 を受けつけない⁠[2]。

Sonnet 5.5 の思考のブロックは、つくったアカウントか、それと結びついたアカウントでしか使えません⁠[1,2]。ほかのアカウントから送ると、API はそのブロックを捨てたうえで依頼を通す⁠[2]。

Anthropic は 9 月 30 日に Claude Sonnet 4.5(claude-sonnet-4-5-20250929)の提供終了を告げ、移る先に Sonnet 5.5 を勧めた⁠[2]。Claude API での提供は、2026 年 11 月 30 日に終わる予定です⁠[2]。

出典

  1. Anthropic - Introducing Claude Sonnet 5.5
  2. Anthropic - Claude Platform release notes
  3. Anthropic - Introducing Claude Haiku 5.5
  4. Anthropic - Models overview