長いコンテキストで単価が上がる会社と、上がらない会社
長い資料を読ませると、会社によっては 1 トークンあたりの単価が変わります。モデルの名前はそのままなので、気づきにくい。
ここで扱う会社のうち、5 社に境目がある[1,2,3,4,7]。OpenAI は gpt-6-astra の入力が 27.2 万トークンを超えると、入力 10 ドル・出力 50 ドルを 20 ドル・75 ドルに上げます[1]。
GPT-6 Sol と GPT-6 Luna も、入力が 27.2 万トークンを超えると、入力とキャッシュの単価が 2 倍になる[8,9]。
xAI は Grok のどのモデルも 20 万トークンが境目[2]。grok-4.6 なら、2 ドル・6 ドルが 4 ドル・12 ドルになる[2]。
Google の Gemini 3.1 Pro Preview も 20 万トークンで分かれ、2 ドル・12 ドルから 4 ドル・18 ドルに変わります[3]。
Alibaba の qwen3.7-plus は 25.6 万トークンが境目で、入力は 0.4 ドルから 1.2 ドル、出力は 1.6 ドルから 4.8 ドルに上がる[4]。
Sakana の fugu-ultra-v2.0 は、27.2 万トークンを超えると 5 ドル・30 ドルから 10 ドル・45 ドルになります[7]。
OpenAI・xAI・Alibaba の 3 社では、境目を 1 トークン超えただけで、それまでのトークンもすべて高い単価で請求される[1,2,4]。
OpenAI は長文の単価が請求全体にかかると書き、xAI は境目に届いた依頼の全トークンが高いほうの単価になると書いている[1,2]。Alibaba も、依頼の全トークンを、その長さに応じた単価で請求するとしています[4]。
Google と Sakana は境目を示すだけで、数え方を書いていない[3,7]。Google は 20 万トークン以下と、それを超える場合とで欄を分けている[3]。Sakana も 27.2 万トークン超の欄を置くだけで、どちらの表からも、境目より手前のトークンまで単価が変わるのかは読みとれません[3,7]。
Claude は 4.6 以降、100 万トークンのコンテキスト全体が同じ単価です[5]。90 万トークンの依頼も 9000 トークンの依頼も、1 トークンあたりは変わらない[5]。キャッシュとバッチの割引も、全体に同じようにかかる[5]。
Moonshot も kimi-k3 に境目を示しておらず、1,048,576 トークンまで 1 つの単価[6]。Sakana の fugu-max-v1.0 も、長さによらず同じ単価です[7]。