DeepSeek V4.1 Flash の公開で、Flash の単価が下がった
DeepSeek は 2026 年 9 月 10 日に DeepSeek-V4.1-Flash を公開した[1]。API で指定するモデル名は deepseek-flash です[2]。
5520 億パラメータの MoE で、入力を読むときは 80 億、出力を書くときは 160 億のパラメータが働きます[1,3]。文章のほかに画像も入力できる[1,3]。重みは MIT ライセンスで、Hugging Face に置かれている[3]。
コンテキストは 100 万トークンで、1 回に出力できるのは 38.4 万トークンです[2]。
公開にあわせて、V4 Flash と V4 Flash Vision Exp は提供を終えました[1,2]。deepseek-v4-flash と deepseek-v4-flash-vision-exp の名前で送った依頼は V4.1 Flash で処理され、Flash の単価で請求される[2]。
変更履歴には、V4.1 Flash の公開にあわせて API の価格を下げたとある[4]。新しい単価は 9 月 10 日の 04:00 UTC、日本時間の 13 時から適用されています[1]。
100 万トークンあたり、閑散時はキャッシュにあたった入力が 0.003 ドル、あたらなかった入力が 0.15 ドル、出力が 0.60 ドル[2]。平日の UTC 01:00 から 04:00 と 06:00 から 10:00 は混雑時で、この時間はどの単価も 2 倍になる[1,2]。
発表のページには、9 月 14 日の 04:00 UTC から deepseek-v4-pro への依頼をすべて V4.1 Flash に回し、V4.1 Flash の単価で請求すると書かれている[1]。
一方、変更履歴と料金のページでは、利用者の要望を受けて 9 月 14 日以降も V4 Pro の API を続け、請求の仕方も変えないとしています[2,4]。V4 Pro の単価は閑散時で 0.022 ドル、0.66 ドル、1.98 ドルで、混雑時はその 2 倍[2]。
DeepSeek によれば、V4.1 Flash はベンチマークで V4 Pro を含む主力のモデルを上回った[1]。
モデルカードで、推論の深さを最大にした V4.1 Flash と V4 Pro を並べると、DeepSWE v1.1 は 74.2 対 62.7、Terminal-Bench 2.1 は 90.6 対 87.9 で V4.1 Flash が高い[3]。
GPQA Diamond は 90.9 対 92.4 で、こちらは V4 Pro のほうが上です[3]。