LaTeX の \big 系コマンド

\left \right は便利ですが、自動調整に頼らず手動でサイズを指定したい場合もあります。そんなときに使うのが \big 系のコマンドです。

4段階のサイズ

\big 系には4段階のサイズがあります。

コマンドサイズ対応する閉じ
\big\big
\Big\Big
\bigg\bigg
\Bigg特大\Bigg

実際に比較してみましょう。

左から通常サイズ、\big\Big\bigg\Bigg です。

使い方

括弧の直前に \big などを置きます。\left \right と違い、ペアにする必要はありません。

\big( x + y \big)
\Big[ a + b \Big]

結果は次のようになります。

\left / \right との違い

\left \right は中身に応じて自動調整しますが、\big 系は常に固定サイズです。

\left / \right

中身に応じて自動調整、便利だが意図しないサイズになることも

\big 系

手動で指定、見た目を細かく制御したいときに有効

例えば、入れ子の括弧で外側を大きく、内側を小さくしたいときは \big 系を使うと思い通りに制御できます。

\Big( a + \big( b + c \big) \Big)

自動調整と手動調整を場面に応じて使い分けましょう。