LaTeX の床関数・天井関数
床関数(floor)と天井関数(ceiling)は、実数を整数に変換する関数です。LaTeX では専用の括弧記号を使って表記します。
床関数
床関数 は、 以下の最大の整数を返します。\lfloor と \rfloor を使います。
\lfloor 3.7 \rfloor = 3
負の数の場合、 となる点に注意してください(小さい方の整数)。
天井関数
天井関数 は、 以上の最小の整数を返します。\lceil と \rceil を使います。
\lceil 3.2 \rceil = 4
記号の覚え方
| 関数 | 左 | 右 | 覚え方 |
|---|---|---|---|
| 床 | \lfloor | \rfloor | floor の f、下が閉じている |
| 天井 | \lceil | \rceil | ceiling の c、上が閉じている |
床関数は「床」なので下側が平ら、天井関数は「天井」なので上側が平らと覚えると忘れにくいです。
\left \right との組み合わせ
中身が大きい場合は自動調整を使います。
\left\lfloor \frac{n}{2} \right\rfloor
実用例
アルゴリズムや計算機科学でよく登場します。例えば、配列の中央インデックスを求める式は次のように書けます。
\text{mid} = \left\lfloor \frac{\text{left} + \text{right}}{2} \right\rfloor
床関数・天井関数は離散数学やプログラミングの文脈で頻出するので、記号を覚えておくと便利です。